さまざまな工法の流れを受けて、アスファルト防水が次の世代へ進化した形がBANKS工法。ストライプ工法の安心感、クリーン感はそのままに工法が大きく進化しました。BANKS工法では溶融アスファルトを使用しません。
まず表面を加熱するとアスファルトが溶け出す特殊アスファルトルーフィングを貼り付け、その表面を専用バーナーで熱し、アスファルトを溶かして、バンクを形成させながら従来工法と同じようにルーフィングを貼り付けて防水層を形成します。
BANKS工法の登場で、アスファルト防水の長所である積層を容易に施工することが可能になります。しかも、従来工法と同等以上の防水信頼性を維持しています。
防水の性能によって建物の価値が変わると言われるほど防水は建物の基本性能として重視されています。屋根は建物の中で最も過酷な条件下におかれており、熱・紫外線・オゾン・酸・アルカリなどの科学的要因は建物の劣化を早め、また雨水の漏水は建物の躯体に大きなダメージを与えます。アスファルト防水の防水性能は、アスファルト自体の防水性を活かし、より水密性の高い防水を行うことで、他の防水工法と比べても最も信頼性が高い防水工法として知られ、様々な外的要因から建物を守っています。
建物の防水は、防水性能だけが優れていればいいわけではありません。高い防水能力を長く維持する耐久性も重要な要素です。アスファルト防水は長い歴史の中で、その優れた耐久性によって、他の防水工法とべても長寿命であることが実証されています。アスファルト防水は、高い防水性能を持続させることで、建物への負担を最小化し、住空間やオフィス空間を快適に保ち、建物の価値を守ります。
ライフサイクルアセスメント(LCA:Life Cycle Assessment)とは、資源の採取・製造から工事・解体に至るまで「製品の一生」に関わる環境負荷や環境影響を定量的に把握し、客観的に分析・評価する手法です。耐久性のあるアスファルト防水はLCAでも高い評価を受けています。さらに廃棄物の低減、及びリサイクル、CO2の削減対策、施工時の周辺環境への環境配慮など、地球への負担を抑えるためにアスファルト防水は様々な工夫を行っています。