
2つの特徴を組み合わせた防水性能

- アスファルトは水を通さない性能を持ち、紀元前の古代エジプトで既にミイラの防腐処理剤として使用されるなど、長い歴史を持っています。また、不定形物であるため、どんな形状のところにも対応して充填することができるので、水みちをふさぎ、屋根全体に防水機能を持たせるのに最適な特徴を持っています。

- 合成繊維不織布を用いた補強基材とアスファルトから構成された定形のルーフィングを高い防水性を有する不定形の防水工事用アスファルトで貼り付け、連続した被膜に積層することで、信頼性の高い防水層を形成することが可能になります。アスファルト防水は不定形材料のアスファルトと定形材料のルーフィングを複数枚積層することで、信頼性の高い防水を実現しています。
積層によるアスファルト防水が最適
防水には大きく分けて3つの工法があります。その中でもアスファルト防水は、アスファルトを含侵したルーフィングを加熱溶融した、アスファルトで積層しますから、水密性、耐荷重性に優れ、耐用年数が他に比べ長いのが特徴です。さらに、改修性にも優れ、将来の改修工事が容易に行える特徴があります。
| アスファルト防水 |
|---|
| 最も信頼性が高く、実績も一番多い工法。溶融したアスファル卜とルーフィングを積層し、厚みのある防水被膜を作りあげることで耐用年数が長く、耐久性・水密性・耐荷重性に優れている。 |

| シート防水塗膜防水 | |
|---|---|
| 塩ビシート防水 | ゴムシート防水 |
| 耐摩耗性があり、露出防水の軽歩行用として用いられることがある。 | 軽量で柔軟性を有しているため、おもにS造など露出非歩行用に用いられる。 |

| 塗膜防水 | |
|---|---|
| ウレタン防水 | FRP防水 |
| 施工時は液状なので、狭い場所や設備基礎周りなどの施工が容易。硬化後は弾性がある。 | 繊維強化プラスチックを素材とした防水工法。表面が硬く強靭で、プールや浴室などにも使われる。 |

- アスファルト防水の耐久性は
実証されています - 日本の近代建築が始まって100年。アスファルト防水の歴史も100年に及びます。この豊富な経験と実績、現場より採取した1,000件以上の経年防水層の分析・評価結果、さらに東西アスファルト事業協同組合による50年余りの工事実績をふまえ防水層の耐用年数を解析した結果、アスファルト防水は他の防水工法に比べて長寿命であることが実証されています。
30年〜60年経過した古い防水層
- アスファルト防水の
耐用年数について - 右のグラフはアスファルト防水熱工法押えコンクリート仕上げの経年防水層を採取し、分析結果から劣化度を判定して、経年数でプロットしたものです。劣化度度1.5の状態を越えると防水層の寿命が近づき、漏水の危険性が高まり防水改修を要する状態です。このときの経年数を耐用年数としました。この分析結果から、標準的なアスファルト防水押えコンクリー卜仕上げの耐用年数を20〜32年としています。



